刺青・タトゥ除去

ピコレーザー導入により、従来よりも少ない治療回数と小さい痛みで治療が可能となりました。

当院は、現時点で刺青・タトゥ除去に最も効果が大きいとされるピコレーザーのひとつ「ピコウェイ」を茨城県内で初導入しました。

ピコレーザー（ピコウェイ）

刺青・タトゥを除去することは必ずしも容易なことではありません。

これまでタトゥに対するレーザー治療は主にＱスイッチレーザーを使用されてきましたが、Ｑスイッチレーザーでは除去できる色が限られているうえに、ある程度は薄くできても色を除去しきれないことも多くありました。

また非常に多くの治療回数が必要で、治療時の痛みも大きな問題でした。

しかし、最近ピコレーザーが開発され、Ｑスイッチレーザーでは治療できなかった刺青・タトゥも治療できるようになりました。

除去できる色の幅が広がったうえに、Ｑスイッチレーザーよりも少ない治療回数で済むようになりました。（程度の軽いタトゥで３～１０回程度必要です）

さらに治療時の痛みもＱスイッチレーザーよりも一段と小さくなりました。

当院で使用を開始したピコウェイは、現在使用されているピコレーザーの中でも最も短いパルス幅を有しているうえに、５３２ｎｍ・７３０ｎｍ・１０６４ｎｍという３つの波長のレーザーを照射することが可能で、治療できる色の範囲が広いことが特徴です。

もちろんピコレーザーでも全ての色素を完全に除去できるとは限りませんし、色素が除去できたからといってタトゥを入れる際に生じた傷跡を除去することはできないという問題点も残っています。
しかし、ピコウェイの登場によってレーザーによるタトゥ除去がより現実的なものになったことは間違いありません。

少なくともタトゥのレーザー治療においてはＱスイッチレーザーはすでに過去の治療であり、今後はピコレーザーがこれからの標準治療です。

発赤、水疱、色素沈着、色素脱失、タトゥを入れた時の傷は消えないこと

（自費診療）　　