眉毛下タルミ切除術(上眼瞼リフト)
上まぶたのタルミを取る手術(眉毛下タルミ切除術)
目の若返りなしに若返りは語れません。昔の自分に近づける自然な若返りが期待できる手術法です。
特徴
まぶたの皮膚の厚みは眉毛に近い部分は極めて薄く、眉毛に近づくにつれて厚みを増します。
従来のまぶたのタルミ取り手術は二重のライン部分で皮膚を切除していたために、手術後のまぶたがぶ厚い不自然な形態になるという重大な欠点を持っていました。
眉毛下タルミ切除術では余った皮膚を眉毛下の部分で切除するので、ぶ厚い不自然なまぶたにはなりません。
若い頃のまぶたに戻ったと言えるような自然な若返りが期待できる方法です。
自然な変化の他にも、腫れのひきが早いなどの大きなメリットがあります。
眉毛下タルミ切除術は2003年に論文発表があるまでほとんど知られていなかった方法ですが、当院院長は、まぶたの厚い人に対しては1990年代後半から、そして2000年以降はほとんどの患者様に対してこの術式でタルミ取りを行ってきたという長い経験があります。。
方法
眉毛の下縁に沿って紡錘形に皮膚を切除します。
必要により眼輪筋や眼窩脂肪を切除します。
外側の眉毛の一部を切除するようにデザインすることによって、外側の傷が残った眉毛のラインから逸脱しないようにします。
術後に眉毛の下垂が予想される場合は、眉毛の皮下と骨膜を糸で固定して下垂を防ぐこともあります
1週間後に抜糸を行います。
適応
・まぶたのタルミを改善して若返りたい人。
・タルミのせいで視野が狭くなって困っている人。
・若い時のような自然な二重を望む人。
・一重のままでタルミを取りたい人。
・まぶたが厚く重い人。
・まぶたが原因で頭痛や肩こりに悩んでいる人。
長所
・手術後のまぶたの形態が自然である。
・手術後の腫れのひきが早く完成が早い。
・最終的な傷跡はほとんど目立たない。
・眉メイクにより早期から傷をカモフラージュできる。
・一重のままの手術も可能である。
欠点
・露出部分に傷ができるのでメイクなしだと傷の赤みがしばらく残る。
・術後の眉毛の形態が直線的になる。
・術後に眉毛を挙げる癖が残ると上まぶたのシワが目立つことがある。
・この手術単独では二重を作ることができない。
・眉毛の位置が低い場合に向く手術法ではない。
リスク
腫れ、内出血、感染、左右差、瘢痕
治療費用
(自費診療)
(*モニター制度有)
眉毛下タルミ切除術 | |
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両側 250,000円(*) | 片側 150,000円 |
眉毛下タルミ切除術+埋没法(2ループ法) | |
両側 320,000円(*) | 片側 192,000円 |