ウルセラリフト(HIFU)
ウルセラ(HIFU)を使ったタルミ治療
深さ1.5mm、3.0mm、4.5mmをピンポイントに熱凝固。SMASの収縮でお顔がリフトアップ。
ウルセラリフト(HIFU)について
ウルセラリフトとはHIFU(ハイフ)と呼ばれる高密度焦点式超音波を照射する「ウルセラシステム」を使用した顔のタルミを改善する治療法です。
ウルセラリフトは、米国FDA(日本の厚労省に相当)から医療機器として初めて「リフトアップ」効果がある機器として承認されています。
ウルセラリフトは、従来の皮膚真皮層をターゲットにしたタルミ治療器とは異なり、より深部の筋膜層をターゲットにした治療法です。
例えば、手術による代表的なタルミ治療に「フェイスリフト」という手術法があります。
通常のフェイスリフトは皮膚だけでなく、SMAS(スマス)と呼ばれる筋膜組織も合わせて引き上げるため「SMASリフト」と呼称されることもあります。
従来の機器を用いたタルミ治療、は主に皮膚・皮下組織をターゲットとした治療でしたが、HIFUを利用するとSMASのような深部組織に対しても熱を照射することができます。
深部には神経や血管などの重要な組織も存在しますが、狙った深さだけに正確に熱を集中させることのできるHIFUであれば安全に治療が行えます。
ウルセラリフトでは、治療直後から熱凝固による引き締め効果が得られますが、本当のリフト効果は治療後2~3ヶ月かけてコラーゲンが増生されることによって起こります。
ウルセラリフトの神髄は、熱凝固の正確性と確実性にあります。
ウルセラリフトではSMAS付近に熱凝固を起こすため、照射時に軽度の痛みを伴います。
熱凝固を起こす点が小さい、エネルギーが小さい、焦点が浅い、というような設定であれば痛みを少なくすることができますが、これは同時に治療効果も小さくなることを意味します。
現在HIFU治療器にはいくつか種類がありますが、治療効果と痛みとの間にはある程度の相関があると思われます。
痛みがないHIFU治療は熱凝固の程度が小さく変化も小さいと考えます。
当院では基本的に治療効果重視のスタンスをとって治療しています。
とはいえ治療に際して強い痛みに耐える必要があるというのではおすすめすることができません。
当院で行うウルセラリフトは主に3.0mmと4.5mmの深さをターゲットにしていますが、その痛みの程度は痛みに弱い人でも十分に耐えることができます。
麻酔は必要ありません。
ウルセラリフトは皮膚表面にはダメージを与えないため、治療後に外見上のダウンタイムはほとんどありません。
また、皮膚表面への熱ダメージがないため、ウルセラリフトと同日にサーマクールなどのタルミ治療を受けることが可能です。
ウルセラリフト治療後には、一時的に打撲後のような軽い筋肉痛様の痛みが残ることがあります。
また前額部においては一時的に軽いしびれ感が残ることがあります。
ウルセラリフトが受けられないのは以下の方です
・治療部位に金の糸などの糸や金属が入っている人
・妊娠中の方
リスク
発赤、腫れ、しびれ感、膨疹
治療費用(税別)
(自費診療)
ウルセラリフト | 額(A) | 40,000円 |
---|---|---|
コメカミ(B) | 40,000円 | |
目の下(C) | 40,000円 | |
頬(D) | 160,000円 | |
アゴ下(E) | 100,000円 | |
顔全体 (A+B+C+D) |
200,000円 | |
顔全体+アゴ下 (A+B+C+D+E) |
260,000円 | |
A+B | 60,000円 | |
C+D | 180,000円 | |
B+C+D+E | 240,000円 | |
C+D+E | 220,000円 | |
D+E | 200,000円 |