下眼瞼タルミ切除術

下眼瞼タルミ切除術

下まぶたのたるんだ皮膚と脂肪を切除する手術

目袋の除去、眼輪筋の引き締め、タルミ切除と下まぶたのタルミをしっかりと治します。ダウンタイムが取れる人に。

下眼瞼タルミ切除術とは

下まぶたの皮膚側を切開し、目袋を除去したうえでたるんだ皮膚を切除してシワの改善を同時に行う手術です。
下眼瞼脱脂では治療できない、より進行した下まぶたのタルミを改善する手術です。

方法

下まぶたの睫毛直下から目尻にかけて皮膚を切開します。
皮下を少し剥離した後、眼輪筋下を剥離します。
その後の手術操作は３つの大きな要素に分けることができます。
１．眼窩脂肪（目袋）を処理する。
眼窩隔膜を切開し、あふれ出てくる眼窩脂肪を単純に切除する方法と
眼窩脂肪を一部切除し、残りの眼窩脂肪を眼窩下縁の骨膜に縫合する方法（ハムラ法）があります。
主に内側と中央部分の眼窩脂肪を処理し、必要があれば外側の脂肪を切除します。
２．眼輪筋の外側を吊り上げて眼窩外側の骨膜に縫合する。
これにより下眼瞼の緩みが引き締まり下まぶた本来の輪郭が戻ります。
また下まぶたの外反（アカンベー）の予防効果もあります。
３．余った皮膚を切除し縫合する。
これにより皮膚のシワ・タルミが改善します。
皮膚を切除しすぎると外反（アカンベー）を起こすので注意します。
まぶたの外反を起こしやすい人では外眼角形成術をさらに追加します。
術前から外反傾向がある患者様は手術をお断りすることがあります。

長所

・目袋だけでなく皮膚のシワ・タルミも同時に改善できる。
・結膜側脱脂に比べて切除する脂肪量の調節がしやすい。
・下まぶたの若返り効果が最も高い方法である。

短所

・腫れや内出血が落ち着くまでに時間がかかる。
・結膜浮腫が起こることがある。
・下まぶたの外反を起こすことがある。

リスク

腫れ、内出血、感染、左右差、瞼の外反、結膜浮腫

治療費用（税別）

（自費診療）

下眼瞼タルミ切除術	両側　350,000円	片側　210,000円
外眼角形成術を 行う場合	両側　50,000円 追加	片側　30,000円 追加