乳頭・乳輪の手術

乳頭縮小術

肥大した乳頭を小さくする手術です。特に授乳後に乳頭が肥大して困っている方にお勧めする手術です。
直径を小さくすると同時に高さを低くすることができます。もちろん、直径と高さはそれぞれ別々に小さくすることもできます。傷跡は乳頭内にとどまるため、手術後の傷跡は目立ちません。後述の乳輪縮小術に比べて傷が目立たない上に治療効果がはっきりしていて、患者さんの満足度が高い手術となっています。
最近では男性の手術希望者も増えています。

乳頭縮小術

乳頭縮小術の手術例1
乳頭縮小術の手術例1-1

【術前】

 

矢印 乳頭縮小術の手術例1-2

【術後4ヶ月】

 

乳頭縮小術の手術例2
乳輪縮小手術の手術例1

【術前】

 

矢印 乳輪縮小手術の手術例2

【術後6ヶ月】

 

 

乳輪縮小術

大きい乳輪を小さくする手術です。
乳輪の外周を切除して小さくする方法と、乳輪の内周(乳頭周囲)を切除する方法の2つがあります。
当院では外周を切除する方法を行っています。
内周を小さくする手術は、乳輪自体があまり小さくならない上に、術後に乳首が引き伸ばされて乳首が平らになってしまうという後遺症をしばしば引き起こします。
外周を切除する方法は、着色した乳輪皮膚と周辺皮膚との境界が明瞭となります。また、術後に瘢痕の幅が広がって傷跡が目立つ可能性があります。
当院では縫合を工夫して、術後に瘢痕が幅広くなることを極力予防するように努めています。


 

陥没乳頭

自分の指で乳頭をつまみ出すことができる程度の陥没乳頭は手術の必要がありませんが、乳頭を引き出せない重度の陥没乳頭は手術が必要です。
重症の陥没乳頭は、術後の再発が非常に多いことが知られています。当院を訪れる陥没乳頭の患者さんの約2~3割は、他院手術後の再発症例です。
陥没乳頭の原因は、母乳の通り道である乳管の周囲組織がひきつれて収縮していることです。授乳が終わった患者さんであれば、乳管を切断することができます。しかし、将来授乳をひかえた患者さんの場合は、乳管をできる限り温存する必要があり、乳管を温存する限りは再発の可能性が生まれます。乳管を温存した場合でも、多少母乳の通りが悪くなる可能性があります。
陥没乳頭手術後の再発の原因としては、乳管周囲のひきつれの残存と死腔の存在が考えられます。
再発を起しにくくする方法として、当院では真皮弁というものを用いています。傷の両端に作成した2つの真皮弁によって死腔を充填するとともに、真皮弁は乳頭を下から支える床の役目も果たし、再陥没しにくくなります。
術後のケアも重要で、術後2ヶ月間は、穴をあけたスポンジを用いて乳頭を圧迫しないようにします。

陥没乳頭手術法

陥没乳頭の手術例
陥没乳頭の手術例1

【術前】

他院術後 再発例

矢印 陥没乳頭の手術例2

【術後6ヶ月】

再発はありません

 

女性器の手術

小陰唇縮小術

小陰唇の大きさにコンプレックスを持っている女性は意外に多いものです。
今まで一人で悩んでいた方も、恥ずかしがらずに安心してご相談下さい。美容クリニックには同じような悩みの女性が多数受診されます。
小陰唇の悩みは大きく分けると二つに分かれます。
1. 小陰唇が大きくてはみだしてしまう。
2. 小陰唇の左右の大きさが違う。
小陰唇が大きいと、形態的な問題だけではなく、はみ出した部分が刺激を受けやすくて痛みを訴えることもあります。
婦人科を受診しても「異常ではないから」と治療を引き受けてもらえず、どこを受診してよいか悩んで当院にたどりついたという人もいらっしゃいます。
患者さんの年齢層は様々で、20才前後の患者さんから、70才以上の患者さんまで幅広い年齢層の患者さんが訪れます。特に最近は介護を受ける時のことを心配したご年配の患者さんが増えています。
手術は、肥大した小陰唇を切除して縫合するという比較的簡単なものですが、デリケートな部分だけに丁寧な施術が要求されます。

小陰唇縮小術

小陰唇は傷が目立たずきれいに治りやすい部位ですが、術後に出血しやすく腫れやすい場所なので、丁寧な止血操作と縫合が必要です。通常は溶ける糸で縫合しますが、できれば術後7~10日目に抜糸した方がより早くきれいに回復します。

 

大陰唇縮小術

肥大した大陰唇を切除した後に縫合します。小陰唇とは異なり、中縫いをした後に表面を縫合します。表面の糸は後日抜糸します。